紙を見る日

第二話 出前講座のこと
↓ 上から下へ読みます(全20ページ)
三上さん。この前の紙の件だが——
第二話 紙を見る日
いきなり全部を入れるのは、やめようと思う
……はい
やっぱりそうなるか
その前に一度、みんなで話を聞いてみないか
え
職員が集まることになった
今日は、わたしが何かをお見せするのではありません
皆さんの施設の紙を、皆さんで見ます
先に一つだけ。
よその法人さんが、
同じところで止まっていた話をします
そこも記録は手書きでした。
現場の方が様式を作っても、
『実地指導で説明できない』で止まっていた
うちと同じだ
その法人さんがやったのは、ひとつだけです
——様式を作った本人が、
作った理由を声で残した
声で残す、というのは
話したことが、そのまま文章になります
手を止めなくていい。直すのはあとでできます
そのあとは、自分たちの紙を広げる時間だった
この欄は、夜勤の人が
探さなくていいように分けていて
いまの説明、そのまま残しましょう
わたしが作るより、そのほうが通ります
現場が自分で説明している
気がつくと、みんなが自分の紙を見ていた
うちも、これでやってみよう
拍手は起きなかった。
でも、反対する人は
ひとりもいなかった
次の日から、机の上が少しだけ静かになった
ご相談はこちらから
紙はまだ、全部は変わっていない
イラストはAIで作成しています。施設名・個人名は掲載していません
まず半日、うちの紙をひとつだけ通してみる
書くのは施設名と連絡先だけ。この時点では日程は決まりません(まず30分お話をうかがいます)。
sun-shien.com/services/lecture
出前講座 半日/お申し込みは https://sun-shien.com/services/lecture